Soft66AD Kit 組立評価版・動作確認
こちらとこちらで記述した、Soft66AD Kit 組立評価版ですが、一応、組み上がったあと、何度かショートやピンの浮きが無いかチェックした後、いよいよ火入れをしました。
火入れの前に、電源ラインのショートは確認しましたが、それ以上チェックの方法が無いので、おっかなびっくりで、USBケーブルをパソコンにつないでみました。
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【SDR関係の記事一覧】
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そうしたら、緑色のLEDがキラッと輝き、まずは電源は通っているようです。 続いてデバイスマネージャでCOMポートを見てみますと、新しいポートが割り当てられています。 USB-シリアルポートの認識もまず大丈夫のようです。 ここまでは、順調だったので、その後、泥沼の苦労になるとは想像もしませんでした。
さて、指定のコントロールプログラムをインストールして、動かしてみましたが、信号がでている様子がありません。 どれどれ、水晶は発振しているのだろうか?とチェックしてみましたら、それらしき周波数で発振しているようで、ここまでは問題ないようです。
そうなると、FTDIのチップか、DDSのチップかですね。 真っ先に疑ったのは、ピンがしっかり半田付けされていなくて浮いていたり、どこかショートしているんでは?と言う疑いです。 眼を凝らしてみますが、特に問題はないようです。 他に良い方法を思いつかなかったので、テスターでICのピンの根元同士の導通を確認することにしました。 ピンの根元同士で導通があれば途中の半田付けは問題ないと判断出来ますし、一度チェックしておけば、この点については疑いから外すことが出来ます。
全部やるのは大変ですし、SOPはまず問題ないと根拠のない自信がありますので、クオーターピッチのTSSOPの2個の各ピンをチェックすることにしました。 幸いに、接続されている線はそれほど多くなく、多くのピンがGNDにつながっていましたので、比較的短時間で全ピンのチェックが終わりました。 チェックの結果、全てのピンは正常に接続されているようで、こちらの方は問題ないようです。
さて、そうなってくると、コントロールソフトかドライバの問題のようです。 コントロールソフトのソースが付いていたので、チラッと見てみましたら、どうも仮想COMポートを使っていなくて、ダイレクトコントロールをしているようです。 「え~っ、そんなのあるの?」って感じでしたが、FTDI社はドライバとしてVCP(仮想COMポート)用とダイレクトコントロール用の両方を提供しているようです。 いままで、FTDIのチップはいくつか使ってきていますが、いずれも仮想COMポートです。
で、どうも、この辺りが怪しいと言うことで、FTDIのドライバ関係を色々調べてみました。 そうしたら、最新のバージョンでは、プログラムのコールに対応して自動的にVCPとダイレクトを切り替えているようです。 Soft66ADのコントロールソフトはそんな最新版を使うように指定していますので、これに入れ替えようとしたのですが、これがまた大変みたいです。 FTDIドライバで検索すると、アンインストールしてからインストールするように記述してありますし、アンインストールも、専用のツールで完全に削除してから、新しいものをインストールするように推奨しています。 そんなんで、結構、手間が掛かりました。
こちらはMProgという、FTDI社が出している、チップのEEPROMの内容を確認したり書き換えたり出来るツールで、Soft66AD Kit に使われているFT245Rの中身を見たところです。
下の画像は、同じツールで、従来から、PTT制御やCI-V制御によく使っているFT232Rの中身を見てみたところです。
下の画像は、古いドライバを「完全に」削除するツールでFTDI社が提供しているものです。
これで、完全にドライバを削除してから、最新バージョンをインストールしてみました。 ところが、どうも状況は変わりありません。 念のためにと思って、他のFTDIチップ関係のケーブルを全部引っこ抜いて、動作させてみましたら、なんと、何の問題もなかったように気持ちよく動くではありませんか。

コントロールソフトで15MHz付近をマウスのホイールでグリグリとやって出力を、IC-756PROで拾って表示させたところです。
綺麗に10kHzステップで出力が変わっているようです。 ちなみに、もう一度、他のFTDIチップのケーブルを接続すると、コントロールできなくなってしまいます。
さ~て、どうなっているのでしょうか? コントロールソフトのソースを見ると、チップのシリアルを送って識別しているように見えますが、先ほどのMProgで読み出したシリアルとは違うようです。 とりあえず、他のチップ関係のケーブルを抜いておけば、動くようですが、それでは、PTTもCI-Vも使えないので困ってしまいます。
まあ、とりあえず、最後の動くところまでは、暫定的に、他のケーブルを引っこ抜いてテストしてみましょうか。 その内、カラクリが分かってくるかもしれません。
さて、ドライバがらみでずいぶん時間を取ってしまいました。 続きは次回に。
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