Soft66AD Kit組立評価版・まとめ
こちらの続きです。
動作不良の原因はだいたい分かったので、念のため、メーリングリストで確認したところ、チップのシリアル番号を書き換えてくださいとのことでした。 早速、ユーティリティを使ってシリアル番号を書き換えてみたところ、うまく、今までPTTやCI-Vに使っていたFTDI社のチップと共存して、動くようになりました。
それで、いよいよ、SDRのソフトを接続して動かしたところ、特に大きな問題もなく動いているようです。
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【SDR関係の記事一覧】
SDR関連の記事一覧はこちらにありますので、ご覧ください。
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サポートサイトからダウンロードしたファイルにコントロールソフトのソースが付いていました。 幸いに、ただ今「勉強中」のVisualBasicでしたので、だいたいの動作は分かります。 どうもVCP(仮想COMポート)を使わずにダイレクトコントロールで制御しているようです。
そのなかで、チップのシリアル番号を指定して、オープンをかけるところがありましたが、どう見ても、前回、ユーティリティを使って読み出したシリアル番号を違うように思います。
念のため、メーリングリストで確認したところ、あっさりと「シリアル番号を書き換えてください」と回答がありました。 私の部品だけ書き換え忘れでもしたのでしょうかね? それとも、他に問題を起こしていないのは、FTDIチップの共存の問題にぶち当たっていないからでしょうか? FTDIのチップは結構使われていると思うのですがねぇ。
さて、とりあえず、MProgというユーティリティで上の画像のようにシリアル番号を書き換えて見ました。 現在のチップの内容を一旦読み出して、それをエディットモードで、シリアル番号だけ書き換えて、再び、くだんのチップに上書きしてやりました。
すると、書き換えた後、どうもWindowsの動作がおかしく、久しぶりにリブートが掛かりました。 何らかのハードウエアの不適合が起こったのでしょうかね? リブートした後は、ちゃんと、PTTやCI-V用のFTDI社チップと、Soft66AD用のFTDI社チップが共存していても、問題なく分別してコントロールできているようです。
そんなんで、コントロールソフトから、DDSの周波数設定がきっちり出来るようになったので、とりあえず、ポピュラーなRockyをつないで試してみましたら7,14,21MHzあたりまで、問題なく受信できるようです。 感度もまあまあでしょうか。
さて、とりあえず、完動したようですので、組立評価版としてもまとめをしておきましょうか。
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Soft66AD Kit 組立評価版まとめ
組立説明書が詳しく説明してありますので、気になった点だけを順不同で羅列します。
・Webから取り込んだ回路図がぼけていて、そのまま印字したのでは文字が読みにくい。
画像処理プログラム(IrfanViewを使いました)で、「シャープ処理」を2回ほど実行したら
文字と配線がくっきり浮き上がり、全体をA4サイズに印字しても綺麗に読めるレベルに
なりました。
・Parts Listについて
Lの中にC23、C26が混じっていて、最初はL23、L26の間違いかと思ったが、L23、
L26は他にあったので、そうでも無いと分かりましたが、少し紛らわしいです。
・実装図について、以下の物は表記がありませんでしたが、何とか確認は出来ました。
U$18は、全体写真・回路図から位置を確認しました。
U$1は、形状で分かりました。 ただ方向は丸印では分かりませんで、写真を拡大して
確認しました。
コネクタや大型コイルは、形状で分かりました。
SJ1のジャンパ方向は、パターンを追いかけてGND側を判断しました。
・組立説明書1に記述してある未実装の物は、先に実装図で消去して置くことで、間違わ
ないようにしました。
・組立説明書1の欄外に記述してあるSJ1とR15も忘れてしまわないように要注意です。
・FT245RLシリアル番号について
組立解説書1に「FT245RLはファームウエアが書き込み済みで出荷されているので」
と言う説明に惑わされました。
私の所に来たFT245RLはシリアル番号が書き換えられていなかったので、これに気づ
くのに丸一日つぶしてしまいました。 私の所に来た部品がたまたま、シリアル番号を書
き換えていなかっただけなのかもしれませんが、シリアル番号の確認と書き換え手順に
ついて記述があった方が親切だと思いました。
・周波数のチェックは他の受信機のアンテナを近づけることで容易に判定できます。
・組立工具・治具について
今回は手持ちの物で何とか完成に漕ぎ着けました。 以下、説明書と違う部分中心に
記述しますが、余りお勧めは出来ませんが、これでも出来たという例です。
半田ごて: 15Wでは全然刃が立ちませんでした。 30WでもGND側は半田が溶けるのが
遅いです。 60Wですと快適に半田が溶けます。 但し鏝先も大きいので、隣
のランドまで溶かさないように細心の注意が必要です。
半田吸い取り線: 手持ちの3mm幅のでしたが、何とか、使えました。 細いに超したこ
とは無いと思いますが。
半田: 手持ちの太陽電機SE-56010と言うのを使いました。 錫60%脂ヤニ入り
1mmΦのものです。 これも細いに超したことは無いと思います。
フラックス: 手持ちがなかったので、使用していません。 半田のヤニだけです。
でもあった方が簡単に綺麗にできると思います。
ピンセット: 手持ちの愛用の先が極細のものを使いました。
ルーペ: これも手持ちの物で充分でした。
・TSSOPの取り付け
セロテープ法はもう一つでしたので、以下の方法でくっつけました。
左手の人差し指でTSSOPの胴体を押さえながら、右手でピンセットを使って位置決めする。
位置が決まったら、まず片端のピンを半田を良くぬぐい取った鏝先で上から押しつける。
そうするとピンとパターンの半田メッキされた半田が溶けて軽くくっつく(圧接した感じ)。
次は反転して、対角線側のピンを同じ方法で圧接する。
この時、ピン位置は僅かに動かすことが出来るので、もう一度位置調整してから圧接する。
これで、対角線が固定されるので、残りの2カ所の端っこを同じ方法で仮付けする。
後は組立説明書と同じ方法で半田を流し各ピンを接続する。
・SOPの取り付け
TSSOPと同じ方法で行けます。
TSSOPをやった後はSOPのピン間がずいぶん広く見えます。
・チップ部品の取り付け
ピンセットで軽くチップを持って位置決めし、片側を半田で取り付ければ、綺麗に出来ます。
残った反対側も半田を付けます。
ただ、片側がついていても、ピンセットで軽く支持して半田付けをした方が良いようです。
特にLは反対側に熱が伝わりやすく、支持しておかないと両方とも溶けて、鏝先にチップ
がくっついてきてしまうことになります。
・その他の部品の取り付けは組立説明書の通りです。
・TSSOP、SOPの実装だけで1時間半、全部付け終わるのに6時間半掛かりました。
途中、部品方向の確認などで手間取りましたが、もう少し準備すれば若干短くなると思います。
・私の半田付けのスキルは、蛇の目基板にラジアル・アキシャル部品での組立はまずまず、
表面実装関係は秋月の10MHz標準発振器でSOPを付けたことがあるぐらいのレベルです。
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